メール配信ツールとIntimate Mergerを使ったマーケティングメール
はじめに
DMPとメール配信をひもづけたいという依頼は昔からよくいただいているのですが、意外とその使い方に突破口が見えず一般的な提案(メールを開いていない人にDSPを配信しましょうとか)にとどまっていました。という背景の中、最近やってみて面白かったDMPとHTMLメールの組み合わせの配信についてまとめました。
既に各社で導入されているメール配信ツールにはユーザーのロイヤリティや最終ログイン日時といったCRMデータがひもづいていることが多いので、これらの情報とHTMLメールを使ったマーケティングメールについてのお話。
流れ
今回はメール配信ツールとして「Mail Chimp」を使っています(安いので)。ただ、基本的にはHTMLメールを入稿することができてその中に弊社のタグを設置することができるツールであれば連携が可能です。
ブラウザ(GmailやYahooメール)に限定されてはしまいますが、メールを開いた人の属性情報などのIntimate MergerのDMPに登録されている情報をメール開封者に対してみることができるになります。
例えば、以下のような感じで特定のメールを開いたことがある人の基本属性や検索ワードのようなものを確認することができます。
これらのデータを使うことでメールを配信した対象者(例えば、最近サイトにこなくなってしまった人たち)が最近どういったものに興味があるかとか、どういう属性の人が多いかとか。場合によっては、メディアの情報と掛け合わせてよく見ているメディアはなにか?といった示唆を得ることができ、そこで得られた情報を用いてターゲティングを行うことができるようになります。
問い合わせ
こちらのサービス自体はかなりUU数がおおいメーリングリストじゃないと十分なボリュームがでないことがあるのでトライアル的な趣向が強いですが、自社サイトにこなくなってしまった人の情報を知るマーケティングツールとしてのメール配信を検討されている方はご連絡ください。